初めての立ちごけ。
それは5月のゴールデンウィークまっただ中。
私は地元のバイクミーティング、「ここはパラダイス?」を見学し、淡路島プチツーリングに出かけた矢先のことだった。
5/5(土)晴天!
最高にいい天気。
少し2日酔い気味だったので、ゆっくりしてからAM11:00頃出発。
朝ごはんもほどほどに(お茶漬け1杯)、天気につられて家を出ました。
地元のミーティング「ここはパラダイス??」へは初めて参加しましたが、この海岸は昔(とは言いつつも30年ぐらい前ですが・・。)サーフィンも楽しんだ所です。
自宅から約20分程度の距離。
早速バイカーが集まってきています!
お天気最高!
なんて言っても、この海岸の景色最高。フリーダムです。まさに。
まだお昼すぎというのに、早くもテント設営されて気合入ってます。
凄いチョッパーもお目見え!
こちらは本部近くになるのですが、遠くの方から地響きのごとく、ハーレー軍団が続々と集まっています。すごい迫力。
私はこのあと、淡路島1周プチツーするので、帰りにまた寄ってみようと思います。
そして、淡路島に向かいました。
この海岸からほんの数百メートル走ったところで、昨年完成した新しい橋を使ってバイパスに出ようとしましたが・・・道を間違え・・。
ここが立ちごけ現場。看板は室戸(高知県方面)になっています。
しまった。
バイパスをくぐって向こう側の車線から合流だ!と思い、左右、後方、前方確認し、1台も通行車両がいないのを確かめて、静かにUターンを始めた時・・。
あらららら・・・ドシャ!
こけちゃった!
しかも、ハンドルを右に切ったまま、坂道に平行にこけちゃったので大変。
どんなに力を入れてもビクともしない・・。
この間感覚ではおおよそ20秒程度。
しか~し!
気が付くと後ろ車線、対向車線には5~6台の自動車がいつの間にか並んでいる!
すると、私の真後の軽自動車のおじいさんが、
「手伝おうか?」
との暖かいお言葉。
私:「お、お願いします!」
もうかっこなんて言ってられません。
なんとか2人でバイクを起こし、
私:「助かりました!ありがとうございました。」
と言葉を残しながらも、サングラスを取る余裕もなく、そそくさとエンジンをかけ現場を立ち去ったのでありました。
その後しばらく、ボー然とバイクを流し、いつの間にやら、高速に乗って淡路へ。
「なんでこけちゃったんだろ??」
おなかが空いてた??
いろいろ考えながら淡路島に到着しましたが、完全に戦意喪失。
県道や国道を何気なく流しながらも、こけたショックが大きく、そのうち気が付かない間にガス欠のランプが光りだす・・。
やばい!
このままだとこの後バイクを押す羽目になる~~と焦って、とりあえずバイクのガソリンは満タンにしながらも、自分はおなかがすいてフラフラ。
「よし!いつものラーメン屋で燃料補給だ!」
と思い、5km走ってたどり着いたら、閉店の看板が・・。
今日は帰れっていうことか。
しばらく考えた末、本当に帰りました。
速攻で。
家に帰ると家内が、
「あれ?なにかあったんでしょ。なんだか今日はいやな予感がしてたんだけど。」
と鋭い突っ込み。
嘘をついてもしょうがない。
「実はバイクでこけちゃった。」と正直に話すと、
妻:「やっぱりね。普段はこんなことはしないんだけど、ふらふら出ていくのを見て、今日は仏壇のご先祖様にお祈りしてたのよ」だって・・。
ひえええ~~。ごもっともでございます~~。なんでも御見通し。恐れ入ります~~
早速バイクの検証。
見た感じは何にも被害はありません。
細かく見ると・・。
フットブレーキの傷。
フロントブレーキの傷。
ミラー取り付け部傷。
こんな程度で済みました。しかもどの部品も交換可能。
意外と被害は少なかったので、やや安心しました。
それにしても、3年間コケずに済んできましたが、やはり教習所と違って、実際の路上でコケると、ある意味事故ったのと同じくらいのショックでした。
これに懲りず、梅雨までにツーリングでリベンジしたいと思っています!
にほんブログ村
2 件のコメント:
立ちゴケ・・・
車体の傷に対するショックも大きいですけど、精神的なショックの方が大きいですよね;
しかもハーレーでとなると、ネームバリューもありますから周囲の目も気になりますしね・゚・(つД`)・゚・
その後もショックのあまり、普段ではありえないミスをしてしまったり・・・
白バイが右ターンミスでこけたのを見たことがありますので、どんなベテランでも起こりうる事なのでしょう。
以前の足に火傷をされた年輩の方の話もありますし、体が無事で何よりです。
自分も気を付けたいと思います。
YAMAさんこんばんは~
>白バイが右ターンミスでこけたのを見たことがあります
まじですか!なんともどうお伝えすればいいのか、めちゃ安心しました。
猿も木から落ちる的な。
日が浅いので今でも結構家では話題になります。
それにしても、足にやけどの年配の方のお話も話題に出していただいて、
私も、バイカー先輩はなめちゃいけないと思いました。
こうしたことを繰り返してますますバイクの愛情が増えていくんだと実感しました。
コメントありがとうございます。
コメントを投稿