今日で3日連続の教習になるので、結構腕が筋肉痛です。
かなり腕の力を使っているみたい。だるいし痛い。でもバイクの取り回しは、最初のころに比べて大分楽になってきた。うまくバランスがとれてきているみたいです。
さて今日はシミュレーション教習です。
H教官がロビーに呼びに来てくれて、2階にあるシミュレーション教習室へ移動。
このシミュレーション機械はHONDA製。
ホームページより拝借して掲載させていただいてます。
このシミュレーターは実際にバイクでやると危ないので、できる限り現実に近い危険な状況を作り出す、大変興味深いものでした。
ご覧のバイクも本物ではないですが、実際に傾いたりブレーキをかけると前傾したりします。
今回の教習では、2輪はブレーキングでどれぐらいの距離で止まれるかというものです。
大型バイクは40キロで急ブレーキをかけると約20メートルで止まります。速度の二乗に比例するとよく言われますが、あまりピンときません。
実際の運転で体験するのがいいのですが、危険を伴いますのでシミュレーター。
でもこのシミュレーターでも本当はよくわかりません。まあ、よくできたゲームのようなものなので、H教官の実体験の話がこれよりも参考になりました。
H教官も、できるだけ危ないということを伝えたかったのか、次の話をしてくれました。
教習員の全国大会というのがあって、腕利きの教習員が腕を競うコンテストなるものがあるらしいです。H教官も、一度どんなものか参加したそうです。
話を聞いてびっくり!1本橋は通常は10秒以上ですが、この大会の参加条件として、1本橋の最低参加タイムは90秒だそうです!ケタ違い!
なんとこれだけのタイムを出すためには最低でも私たちが教習を受けている同じ1本橋、幅30cm、長さ15M上でほとんど止まりながらジグザグに移動していくんだそうです。
ちなみに、私が受けているこの教習所では、1人だけこの大台を超えるのがK教官とのことで、なんと私はそのK教官に4時間教習されていたのでした。なんという光栄。
また、ブレーキングの場合の話ですが、このコンテストでは時速60kmからフルブレーキングしていかに短く止まれるかを競うらしいです。この教習所からは今回の教習してくれたH教官と、その1本橋のうまいK教官と2人で出場したそう。
最初にH教官がチャレンジして20mで止まれたとのことで、通常40kmで20mなのでいかに短く止まっているか分かります。そのあと他県の教官は18m、17mなど最高で16mだったらしい。
しかしある人が1人だけブレーキングに失敗し前輪がロックしてしまい、転倒して地面にたたきつけられて、動かない。すぐに待機していた救急車に運ばれていったそうです。
その後ブレーキングのコンテストは続行したのですが、20mを切る人は少なく、K教官も22mで終わったそうです。
H教官によると、事故ったあとなので、みんなビビッてしまいタイムが伸びなかったのだそうです。
さすがに目の前で事故られると怖いですよね。
3回ほどシミュレーターで40kmでのブレーキング、100kmでのブレーキング、トラックが急に飛び出してくるブレーキングを体験して、この時間は終了です。
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